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【EmPath Newsletter #47】つながり・創造・喜びを発見する

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10/23/26

Topic ①


ものづくりが、人と地域をつなぐ

日本のオープンファクトリーから、ヨーロッパの産業遺産まで



日本|オープンファクトリー

ものづくりの情熱を、見て、聞いて、触れて、五感で体感する。

日本では、オープンファクトリーを通じて、地域の人々が工場の中に足を踏み入れ、ものづくりを支える人々の技術や想い、そしてその背景にある物語に触れる機会が生まれています。


ヨーロッパ|産業遺産

歴史ある工場を、文化・観光・地域交流の拠点として保存し、新たな価値を創造する。

ヨーロッパでは、産業遺産の保存と再生を通じて、歴史ある工場や産業施設を文化や観光、そして未来へとつなぐ取り組みが進められています。

アプローチは異なりますが、どちらも「ものづくり」の力を通じて、人と地域に新たな可能性を生み出しています。


共通する3つの価値


1. 地域経済の活性化と文化の継承

ものづくりは地域経済を支えるだけでなく、受け継がれてきた技術や伝統、文化的な遺産を次の世代へとつないでいきます。


2. 柔軟なつながりが生み出す、新たな可能性

工場が地域に開かれることで、観光、地元企業、アート、教育、そして多様なコミュニティとの連携が生まれ、新たな可能性が広がります。


3. 主役は、いつも「人」

ものづくりを担う人々こそが、真の主役です。訪れる人々は、見る、聞く、触れる、味わう、感じるという五感を通じて、ものづくりの魅力を楽しむことができます。


EmPath Foundation

日本とヨーロッパをつなぎ、互いに学び合いながら、ものづくりの力を通じて、より活力にあふれる地域社会を育んでいく。

人、場所、そして文化が出会い、つながることで、未来をともに形づくっていきます。


Hiro Matsuura (Japan)

Director and Founder of EmPath Foundation




Topic ②

アルーシャ・アルティザン・フェスティバル

[ARUSHA ARTISAN FESTIVAL]


日時 :2026年10月6日~11日

場所 : タンザニア・アルーシャ [Arusha, Tanzania]

主催 :タンザニア国際観光フェスティバル [Tanzania International tourism festival]

公式ウェブサイト: https://arushaartsianfestival.com/


アートは、いつも私の心に深く寄り添う存在です。何もかもが慌ただしく過ぎていく現代社会において、私が暮らすこの地のアートは、心を癒やし、安らぎを与えてくれます。精巧なマコンデ族の黒檀彫刻から、鮮やかな色彩が躍動するティンガティンガ絵画まで、そこには私たちが何者であるかを伝える、かけがえのない記録が刻まれています。アートは単なる装飾ではありません。それは、人々の暮らしを支える経済的な糧であり、語り継がれる物語であり、私たちの文化を守り、次の世代へと受け継いでいくものなのです。


そんな深い敬意と愛着を胸に、私は先週末、アルーシャ・アルティザン・フェスティバルを訪れました。しかし、そこで待ち受けていた創造性のあふれる光景は、想像をはるかに超えるものでした。

会場は、活気に満ちあふれていました。焙煎したコーヒー豆の豊かな香りと、焼き上がるニャマ・チョマ(炭火焼き肉)の香ばしい匂いが漂い、なめしたばかりの革や、湿った粘土の土の香りと混ざり合っていました。目に映るのは、色彩豊かな数々の展示ブース。マサイ族の伝統的な布「シュカ」の鮮やかな青、赤、黄色が午後の日差しを受けて輝き、イリンガ地方の手編みのバスケットが並ぶブースでは、古くから受け継がれてきた伝統を感じさせながらも、どこか新鮮さを感じる模様が目を引きました。


私は展示作品の数々にすっかり魅了され、何時間も見て回りました。なかでも心を惹かれたのは、作品を生み出す職人や作り手たち自身でした。

ダルエスサラーム出身の若いテキスタイルデザイナーとは、じっくり話をすることができました。彼女は、伝統的なバティック(ろうけつ染め)の技法を復活させながら、それを現代的なストリートファッションに取り入れていました。彼女の情熱は、話を聞く私にも伝わってくるほどでした。

また、モロゴロ出身の年配の職人とも出会いました。彼は、代々家族の間で受け継がれてきた技術を使い、リズミカルな手の動きで粘土を形づくる陶芸の技を披露してくれました。その手さばきを目の当たりにし、私は、このフェスティバルが単なる市場ではなく、私たちの文化遺産を守り、受け継いでいくための大切な場所なのだと実感しました。


夜が訪れると、フェスティバルの雰囲気は一変しました。伝統的な太鼓のリズムと現代的なアフロフュージョンのビートが融合したライブ音楽が会場いっぱいに響き渡り、誰もが自然と体を動かしていました。

私はメインステージの近くに腰を下ろし、胸いっぱいに誇らしさを感じながら、その光景を眺めていました。そこで気づいたのです。私は単にイベントに参加したのではない。自分たちの過去と未来がつながる、美しい瞬間に立ち会っていたのだと。



Catherine Olero (Tanzania)

EmPath Foundation Correspondent



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